記事 その他 なぜJALは金融業界に参入したのか? 「埋込型金融」に必要なAPIの課題とは なぜJALは金融業界に参入したのか? 「埋込型金融」に必要なAPIの課題とは 2021/08/06 APIエコノミーの進展により、BaaS(Banking as a Service)、埋込型金融(embedded finance、金融以外のサービスを提供する事業者が金融サービスを既存サービスに組み込んで提供すること)などの概念が実現されつつある。なぜ今、新しい金融の形が求めらるのか、その実装を進める上での課題は何か。金融庁の大久保 光伸氏をモデレーターに、日本マイクロソフトの藤井 達人氏、インフキュリオン社長の丸山 弘毅氏、OpenID Foundationの富士榮 尚寛氏、JALペイメント・ポートの松尾 拓哉氏らが、未来の金融のあるべき姿を議論した。
記事 RPA・ローコード・ノーコード マンデードットコムとは?なぜ業務管理でローコードが有効なのか マンデードットコムとは?なぜ業務管理でローコードが有効なのか 2021/08/06 チームでの作業を可視化するクラウド型の業務管理ツールを提供しているのが「Monday.com(マンデードットコム)」だ。プログラミング不要でさまざまな機能が実装できるローコード/ノーコード開発プラットフォームとして、現場のニーズに合わせて自由にカスタマイズできるのも魅力となっている。2012年に創業された同社はすでに12万社以上の顧客企業を抱え、2021年6月には米国でIPOを実施して5億7,300万ドル以上を調達した。主に非IT部門での利用が進む「Monday.com」について、注目の理由やその機能について、わかりやすくひも解いていこう。
記事 流通・小売業界 イオンの「まいばすけっと」出店拡大で、首都圏コンビニ加盟店が大ピンチのワケ イオンの「まいばすけっと」出店拡大で、首都圏コンビニ加盟店が大ピンチのワケ 2021/08/05 最近、「まいばすけっと(以下、まいばす)」というミニスーパーの増殖が著しいことに気づく。まいばすとは、コンビニと同程度のスペースに、生鮮から惣菜までの食品スーパーの取り扱い商材を凝縮して提供するミニ食品スーパーだ。イオングループ(以下、イオン)のまいばすは、基本東京23区、川崎市、横浜市にしか出店していないため、馴染みが薄い人もいるかもしれないが、2021年2月期決算で921店舗、売上1994億円と、すでに一大勢力となっている。そんなまいばすが、現在コンビニの近隣に出店を増やしている。なぜ、まいばすをコンビニのそばに作るのか。イオンの狙いを解説する。
記事 その他 サステナブルテック企業、幹部の年収は2,700万円超。給与から見るグリーン経済の可能性 サステナブルテック企業、幹部の年収は2,700万円超。給与から見るグリーン経済の可能性 2021/08/05 環境保全や持続可能性につながると思われるビジネス「グリーンエコノミー(グリーン経済)」や、それを推し進める「サステナブルテック」に対する投資家の関心が高まっている。そうして大量の投資資金が流れ込み始めていることから、先行する欧米ではすでに、魅力ある就職・転職先にもなっている。サステナブル関連ビジネスに関わりたい人のみならず、キャリア構築や収入アップを考える日本のビジネスパーソンにとっても注目すべき、この分野の実態を「給与」の観点からお伝えする。
記事 人材管理・育成・HRM 調査で判明、日本の若者の特徴「感染予防意識は低い」「不平等は感じるが行動しない」 調査で判明、日本の若者の特徴「感染予防意識は低い」「不平等は感じるが行動しない」 2021/08/05 デロイト トーマツ グループは2021年7月、「ミレニアル・Z世代年次調査2021」を発表した。調査は2021年1月~2月に行われ、世界45カ国のミレニアル世代・Z世代2万2928人の価値観や働き方への意識、関心のある社会課題などをまとめている。本稿では調査でのグローバルとの比較から明らかになった、日本の若手世代の特徴を、9のトピックを紹介する。
記事 営業戦略 【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは 【独占】「書店ゼロの街をなくす」TSUTAYAの挑戦、実現させる“収益のカラクリ”とは 2021/08/05 1 書店が街から減り続けている。2000年には2万1,600店舗だった書店の数は2020年には1万1,024店舗と、20年間で約50%まで縮小した。地方では、住民の高齢化と過疎化が進み、さらに日本の人口は今後減少していく。その中にあって「書店ゼロの街をなくす」という構想を掲げたカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC) 蔦屋書店カンパニー BOOK本部長 鎌浦慎一郎氏に独占インタビューを実施した。
記事 データ戦略 ヤフー親会社ZHDの佐々木潔 グループCDOが提言、企業が持つデータは「誰のもの」か? ヤフー親会社ZHDの佐々木潔 グループCDOが提言、企業が持つデータは「誰のもの」か? 2021/08/04 データ活用の推進を統括する役職である、チーフデータオフィサー(CDO)。その先駆者が、ヤフーの親会社であるZホールディングス(ZHD)にてグループCDOを務める 佐々木潔氏である。2021年6月に開催されたイベントで、ヤフーCDOであった2019年に開始したデータソリューション事業の詳細とともに、DXにおけるデータ活用、データビジネスのポイントを佐々木氏が明かした。対話の相手を務めたのは、ブレインパッド 取締役 ビジネス統括本部長 関口朋宏氏だ。
記事 その他 「NFTはバブル」「DeFiは"予見済"」、金融庁やSBIらが語る暗号資産市場の行くすえ 「NFTはバブル」「DeFiは"予見済"」、金融庁やSBIらが語る暗号資産市場の行くすえ 2021/08/04 2020年にスクエア、ペイパルがビットコインの取り扱いを決めたのに続き、2021年には米テスラがビットコインに1,600億円投資すると発表するなど、暗号資産の周辺がにわかに熱を帯びてきた。この動きは一時的な“バブル”なのか、それともビジネスや人々の暮らしを変えるイノベーションの端緒なのか。日本経済新聞社の関口 慶太氏をモデレーターに、Huobi Japanの陳 海騰氏、SBIセキュリティ・ソリューションズおよびSBIデジタルアセットホールディングスのフェルナンド・ルイス・バスケス・カオ氏、BOOSTRYの佐々木 俊典氏、アンダーソン・毛利・友常法律事務所の河合 健氏、金融庁の三輪 純平氏ら専門家が、暗号資産ビジネスの可能性と将来について語り合った。
記事 IT運用管理全般 システム運用に起こる「ゲームチェンジ」、クラウド時代に必須の考え方とは システム運用に起こる「ゲームチェンジ」、クラウド時代に必須の考え方とは 2021/08/04 基幹システムをハイブリッドクラウドやKubernetesを用いて稼働させるなど、モダナイゼーションに取り組む事例が増えている。だがそれに合わせて運用管理の問題を考えなければならない。最新技術を活用しつつも運用スタイルが従来のままでは課題に直面してしまうことが避けられないが、この問題は他のテーマに比べて議論から取り残されがちな傾向にある。ハイブリッドクラウド/マルチクラウドへの移行によって生じる運用の課題、それらを解決に導くイノベーションの活用について解説する。
記事 CRM・SFA・コールセンター なぜ楽天グループのコンタクトセンターは「3日」で在宅勤務移行できたのか? なぜ楽天グループのコンタクトセンターは「3日」で在宅勤務移行できたのか? 2021/08/04 新型コロナウイルスの大規模な感染拡大によって、コンタクトセンターには大きな変革が求められている。テレワークへの迅速な対応、デジタル技術をフル活用した顧客体験(CX)の向上はもちろん、急速な環境の変化にも対応できる柔軟なオペレーションの実現が必須となる。こうした状況下で企業はどのようにして対策を進めていくべきだろうか。これからのコンタクトセンターに求められる機能や役割を考える。
記事 スマートシティ・MaaS サウジアラビアで進む巨大スマートシティ「NEOM」とは?現地CEOらが語る規格外の計画 サウジアラビアで進む巨大スマートシティ「NEOM」とは?現地CEOらが語る規格外の計画 2021/08/03 紅海沿岸で、ベルギー国土に匹敵する規模のスマートシティプロジェクトが進行しているのをご存じだろうか。「NEOM」(ネオム)と呼ばれるものがそれで、サウジアラビアが「サウジビジョン2030」で掲げる目玉の未来プロジェクトだ。サウジアラビアとのWeb中継で、キーパーソンらによってこの巨大プロジェクトの概要と戦略が伝えられた。
記事 セキュリティ総論 サイバー攻撃は「防げない」、インシデントから学ぶ「ゼロトラスト」な仕組みの作り方 サイバー攻撃は「防げない」、インシデントから学ぶ「ゼロトラスト」な仕組みの作り方 2021/08/03 近年、爆発的な広がりを見せるサイバー攻撃。手口の巧妙化や組織化が進む中、従来の「境界防御」によるセキュリティ対策には限界が見え始めた。企業の取るべき対策は、侵入前提の「ゼロトラスト・セキュリティ」へと大きく変化している。こうした変化において、企業のネットワークシステムはどのように進化すべきなのだろうか?
記事 その他 金融庁謹製の「ゼロトラスト報告書」を解説、金融機関は何を導入すべきか 金融庁謹製の「ゼロトラスト報告書」を解説、金融機関は何を導入すべきか 2021/08/03 1 高度化するサイバー攻撃や、悪意のある内部不正による情報流出リスクが高まる中、これまで主流だったセキュリティ対策では対応できないと指摘されている。そうした中、次世代のセキュリティモデルとして注目されているのが「ゼロトラスト」だ。金融機関は、自社のシステムにゼロトラストをどう取り入れていけばいいのか? 本稿では、金融庁が2021年6月に公表した「ゼロトラストの現状調査と事例分析に関する調査報告書」を踏まえ、金融機関のセキュリティ・アーキテクチャーの見直しや、ゼロトラストの実装を図る上での考え方やポイントを解説する。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 日本人の生活が苦しいホントの理由、なぜ「減税」は当てにならないのか? 日本人の生活が苦しいホントの理由、なぜ「減税」は当てにならないのか? 2021/08/03 1 日本経済の長期低迷が続き、賃金が上昇しない中、税や社会保障などの負担が重くのしかかるようになっている。だが諸外国と比較すると、実は日本の国民負担率はそれほど高くない。では、なぜ日本では税や社会保障の負担について重く感じるのだろうか。背景には、世代間格差の存在とイノベーションの停滞という構造的な要因がある。
記事 AI・生成AI フェイスブック、「話題に合わせて最新情報をググる」AIチャットボットをOSSで公開 フェイスブック、「話題に合わせて最新情報をググる」AIチャットボットをOSSで公開 2021/08/02 Facebook AI Researchは、会話の内容を知識として蓄えつつ、同時にネット検索をして知識をアップデートする機能を備えたAIチャットボット「BlenderBot 2.0」をオープンソースで公開したことを発表しました。
記事 セキュリティ総論 OTセキュリティ対策を専門家が現場目線で徹底解説、具体的アプローチや人の育て方は? OTセキュリティ対策を専門家が現場目線で徹底解説、具体的アプローチや人の育て方は? 2021/08/02 前編では、OT(制御技術)全般のセキュリティリスクや、インシデント発生時の社会的インパクトのほか、OTセキュリティ人材の育成と、全社的な危機管理体制の必要性について、名古屋工業大学 大学院 社会工学専攻 教授 渡辺研司氏に解説してもらった。後編では、具体的に現場ではどのような対策を取ればよいのか、制御システム/IoTセキュリティの対策におけるシステム・セキュリティ・マネジメントについて詳しく話を聞いた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 消耗しない「バックオフィスデジタル化」の進め方、RPAやAIで業務を変える方法 消耗しない「バックオフィスデジタル化」の進め方、RPAやAIで業務を変える方法 2021/08/02 現在、企業ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速し、その一環としてバックオフィスのデジタル化への関心が高まっている。AIやRPAなど、業務改革に役立つ最新の技術が注目されているが、実際はデジタル化の推進がうまくいかないケースや、取り組んではみたものの効果を発揮できていないケースも多い。本稿では、ERP領域においてデジタル業務変革を成功に導くポイントを解説する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 DXを加速させるファイルサーバの「クラウドシフト」、安心・便利な“移行”に必要なことは? DXを加速させるファイルサーバの「クラウドシフト」、安心・便利な“移行”に必要なことは? 2021/08/02 コロナ禍によるリモートワークの増加にともなって、企業におけるファイル管理・共有の最適な仕組みのあり方も変化してきた。社内にファイルサーバやNAS(Network Attached Storage)を設置して管理するオンプレミスからクラウドへとシフトしつつあるのだ。しかしクラウドへの移行にはセキュリティ面での懸念やデータや運用の引き継ぎ作業の煩雑さなどの課題がある。効率的でなおかつ安全なクラウドでのファイル管理・共有への移行方法とDX推進との関係性について解説していく。
記事 その他 DeFi(分散型金融)とDAO(分散自律型組織)は、いかなる未来を拓くのか? DeFi(分散型金融)とDAO(分散自律型組織)は、いかなる未来を拓くのか? 2021/08/02 銀行のような中央集権的組織なしに金融サービスを提供する「分散型金融」(DeFi)が急成長している。これは、DAO(分散自律型組織)と呼ばれるものの一形態だ。DeFiで取引されるのは、現在は仮想通貨だけだが、現実通貨の取引が可能になれば、利用可能性は大きく広がる。また、金融以外の分野でDAOが発展することも期待される。
記事 製造業界 日本の半導体が1980年代に興隆した最大の理由は「運が良かった」から 日本の半導体が1980年代に興隆した最大の理由は「運が良かった」から 2021/08/02 かつて、日本の半導体メーカーが興隆をきわめた時期、それが1980年代だ。半導体産業の「再生」や「復活」をうたうとき、1980年代の栄光を思い起こす関係者は少なくない。だが、かつての栄光をもたらした最大の理由が「運の良さ」にあったと認識している半導体関係者はあまり見られない。半導体産業が興隆した時代の出現は「運の良さ」に大きく助けられたという事実を改めて認識する必要がある。
記事 ロボティクス 5Gとロボット活用まとめ、遠隔操作にサービスロボットへの応用も。現状の課題は? 5Gとロボット活用まとめ、遠隔操作にサービスロボットへの応用も。現状の課題は? 2021/07/30 高速・大容量、低遅延、多数同時接続を実現する5Gの活用先のひとつとしてロボットが注目されている。5Gによってロボットは、よりフレキシブルに活用できるようになる可能性がある。人との協働も容易になり、理想どおりならロボットの可能性は大きく拓けるだろう。だが、実際にはまだまだ課題も少なくない。現在行われている実証実験を見てみよう。
記事 ID・アクセス管理・認証 AWSユーザーがSIEMより先に検討すべき「ログ管理」とは? コスパを最大化する方法 AWSユーザーがSIEMより先に検討すべき「ログ管理」とは? コスパを最大化する方法 2021/07/30 クラウド活用やテレワークの推進によって、社内ネットワークと外部との境界線だけを防御する従来のセキュリティは通用しなくなった。すべてのトラフィックを信用せずに監査する「ゼロトラスト」の考え方が前提となる中、そこでは脅威の追跡を可能にする「ログ管理」が重要な役割を担う。今回は、多くの企業が利用するクラウドサービスのAWSを例に、ログ管理の注意点と、ゼロトラストなセキュリティ要件を満たすログ管理術を紹介しよう。
記事 営業戦略 既存IT資産に“ちょい足し”で実現できる「営業DX」、なぜ売上アップにつながるのか 既存IT資産に“ちょい足し”で実現できる「営業DX」、なぜ売上アップにつながるのか 2021/07/30 労働人口の減少や働き方改革の推進、さらにはコロナ禍によるライフスタイルの急激な変化などにより、経済活動の効率化が求められる時代となった。こうした中、あらゆる企業がDXによる効率化に取り組んでいるが、事業の一部分に留まるケースは少なくない。特に、営業部門でのDX導入はまだまだ十分とは言えない現状がある。劇的に環境が変化したニューノーマルの時代で、売上を最大化させるためにはどのような営業DXを実現していけば良いのだろうか。
記事 その他 金融庁や広島銀行、東大が語る「地域金融のDX」、データよりも大事なものとは 金融庁や広島銀行、東大が語る「地域金融のDX」、データよりも大事なものとは 2021/07/30 新型コロナ禍が広がる中、日本中の企業でDXが迫られており、それは構造不況と言われる地域金融機関にとっても例外ではない。地域金融機関と地方経済にとって再生のきっかけを生み出すチャンスだとも考えられる。その実現のために、どのような点に着目してDXを推進すべきなのか。金融庁の日下 智晴氏、ひろぎんホールディングス社長・広島銀行頭取の部谷 俊雄氏、Global Mobility Serviceの中島 徳至氏、東京大学大学院経済学研究科の柳川 範之教授らが語り合った。モデレーターは日本経済新聞社の滝田 洋一氏。
記事 Web戦略・EC NginxとApacheをわかりやすく比較、Nginxが「絶対王者」のApacheを超えたワケ NginxとApacheをわかりやすく比較、Nginxが「絶対王者」のApacheを超えたワケ 2021/07/30 我々は日々、「情報」を得るためにPCやスマートフォンなど、さまざまな情報端末でWebサイトやWebシステムへアクセスしている。アクセスした先にはWebサーバがあり、要求に対する処理を行うことでリクエスト元である端末に情報が届けられている。では、システムにとって最適なWebサーバとは何なのか。ここでは、数あるWebサーバの中でも、長らく不動の1位だったApacheを抜き去った「Nginx(エンジンエックス)」について、基礎からコンテナ活用まで分かりやすく解説していこう。
記事 設備投資 伊藤忠商事の地に足付いたDX、「技術は半歩先で十分。重要なのは収益性」 伊藤忠商事の地に足付いたDX、「技術は半歩先で十分。重要なのは収益性」 2021/07/30 2021年3月期の決算発表では純利益、株価、時価総額のすべてで商社首位に立った伊藤忠商事。同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)のキーワードは「ビジネスありき」「収益性重視」「内製化」だった。2020年6月に開催されたイベントに同社のデジタル戦略室長と情報・通信部門長代行が登壇し、その取り組みを語った。
記事 リーダーシップ ビル・ゲイツの「慢心」に見る、企業成長に欠かせない“たった1つ”の教訓 ビル・ゲイツの「慢心」に見る、企業成長に欠かせない“たった1つ”の教訓 2021/07/29 1 数年前までマイクロソフトは、GAFAの成長から取り残された「過去の企業」となりつつありました。ところが今では、ほぼ同じ頃に創業したアップルと時価総額を競い合うほどの完全復活を遂げています。ビル・ゲイツ氏の生い立ちからマイクロソフト創業までをたどった前編では、同氏の野心の根源を垣間見ることができました。後編となる今回は、設計すらできていない「Windows」を発表してから現在のマイクロソフトに至るまで、ゲイツ氏とマイクロソフトの歩みをたどると、企業が成長し続けるにあたって忘れてはならない教訓が見えてきました。
記事 その他 コロナ終息後、日本も「インフレ」になるのか? 物価を決める要因まるごと解説 コロナ終息後、日本も「インフレ」になるのか? 物価を決める要因まるごと解説 2021/07/29 米国ではインフレ率の急上昇が話題となっている。現在のところ米連邦準備理事会(FRB)は、足元の高インフレを「一時的現象である」と判断しているが、米国では労働コストは上昇基調にあるほか、住宅市場の強さを反映し家賃が上昇基調に回帰しているなど、インフレが予想外に長く強く続くことを示唆するデータが散見されているのだ。それでは、日本はどうであろうか。今回は、インフレを引き起こすメカニズムを解説しつつ、今後の日本を展望する。
記事 クラウド 【AWS直伝】スタートアップ拡大期に使うべきAWSサービスまとめ、運用やデータ活用は? 【AWS直伝】スタートアップ拡大期に使うべきAWSサービスまとめ、運用やデータ活用は? 2021/07/29 リソースの限られたスタートアップでクラウドサービス、特にAWS(Amazon Web Services)をどう活用すべきか紹介する本連載。第1回は、シード/アーリーステージのスタートアップにおけるシステム面の検討事項として、主にMVP構築〜PMF達成前後に直面するよくある技術課題と、それに対処するためのAWSの活用方法を紹介した。今回はその続きとして、さらにステージが進んだミドル/レイターステージに起こる課題について、実際にスタートアップ企業から受けてきた相談などをもとに、AWSの塚田 朗弘氏がまとめた。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 すでに5兆円超え「中国ペット市場」、 アリババらテック大手もこぞって参入のワケ すでに5兆円超え「中国ペット市場」、 アリババらテック大手もこぞって参入のワケ 2021/07/28 中国のペット市場が熱い。世界的には後発だが、過去20年で爆発的成長を遂げ、いまだ関連消費の勢いは衰えない。最近ではアリババなどの有力EC企業が相次いでペットビジネスを強化し、家電の美的、スマホのシャオミといった有力メーカーも、ペット用スマートグッズの開発に参入。スマートカー分野に匹敵する、テック企業の新たな主戦場となり始めた。ペット文化に対してかなり冷淡だった政府のスタンスも、ペットブームを後追いしつつ、変わり始めたように見える。中国経済の命運を握る「個人消費の牽引役」として無視できない存在となりつつあるペット経済の最新動向と、今後の見通しを紹介したい。