- 2006/01/24 掲載
日本HP、業務データ管理に貢献する情報ライフサイクル管理(ILM)ソフト2製品を発売
日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都品川区、社長:小田 晋吾)は本日、企業システムの増え続ける業務データの適切な管理に役立つ、情報ライフサイクル管理(ILM)ソフトウェア2製品を発売すると発表した。
・ データベースサーバ向けのアーカイブソフトウェア
「HP StorageWorks Reference Information Manager for Databases」
(エイチピー ストレージワークス リファレンス・インフォメーション・マネージャ フォー データベーシズ、以下RIM for DB)
・ Windows(R)ファイルサーバ環境向けのエージェント型HSM(階層型ストレージ管理)ソフトウェア
「HP StorageWorks File Migration Agent」
(エイチピー ストレージワークス ファイル・マイグレーション・エージェント、以下FMA)
長期的に運用されている企業システムにおいては、システム内に蓄積される業務データの適切な管理が大きな課題である。2005年4月よりe文書法が施行され、これまで書面での保存が義務付けられてきた財務や税務関連の書類や帳票の、電子データによる保存が認められた。これにより企業システムには、適切なパフォーマンスを維持しながら大量の文書データを保管する機能が求められている。また、今後、日本においても米国のSOX法相当の企業の内部統制に関する法律が制定されると見込まれており、コンプライアンス(法令遵守)対応の観点から、過去の業務データを適切に管理できる体制作りが企業の重要な課題になっていくと予想される。
本日発売の2製品は、いずれもこのような企業のデータ管理基盤の整備に役立つILMソフトウェアである。これらのソフトウェアは、企業のデータ管理方針に基づいて管理者が定めたポリシーに従い、自動的にシステム内のデータを分類し、指定されたストレージ装置へ再配置するものである。これらのツールは、方針に基づく明快で確実なデータの整理を実現し、IT管理者の負荷軽減に貢献するとともに、高価なストレージと安価なストレージの使い分けにより、ストレージコストの削減にも役立つという。
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