ACCESS、携帯端末向けLinuxアプリケーションを開発するオンライン支援ツールを提供

　ACCESSと同社の完全子会社である米国PalmSource, Inc.は、ACCESS Linux Platform（ALP）※に基づいた携帯端末向けLinux アプリケーションを作成、提供、活用するためのオンライン支援ツールとして、ACCESS Developer Network（ADN）を構築すると発表した。

　ADNは、世界中で急激に成長している携帯端末向けLinux アプリケーション市場に進出しようとしている企業や人々に対し、技術情報へのアクセスや事業開発の支援強化を目的としている。ALPを含めたLinuxベースの携帯端末向けアプリケーションの作成に、新たな開発者が参加することにより、携帯端末向けLinuxに関わる全ての人々がそれぞれ有益となるエコシステムモデルの成長を促進することになる。

　ADNはACCESSの次世代携帯端末向けLinuxプラットフォームであるALPの開発者への包括的なサポートとサービスを提供しているPalmSource ディベロッパーコミュニティの延長と位置付けられている。携帯端末向けLinuxアプリケーションの開発に関わる幅広い技術とビジネス情報を、新たな開発者と世界でも有数の携帯端末向けアプリケーション開発者向けコミュニティであるPalm OS ディベロッパープログラム（42万人以上）の登録メンバーに提供する。

　ACCESSとPalmSourceは携帯端末向けLinuxのエコシステムモデルの成長をサポートし、ADNを介して開発者と緊密に協業して、新たに開発した携帯端末向けアプリケーションがALP上で実行できるようにサポートする。

※ACCESS Linux Platformとは
ACCESS Linux Platform（ALP）とは、Linuxベースの携帯端末向けの開発プラットフォームである。オープンソースソフトウェアであるLinuxをベースに、ACCESSとPalmSourceが持つモバイルテクノロジが統合されている。