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NTT東日本とNTT西日本は16日、ブロードバンド用のセキュリティルーター「Web Caster X310」において、同社の展開するセキュリティサービス「フレッツ・セーフティ」と「フレッツ・レスキュー」「フレッツ・スクウェア」が機能しなくなる不具合があると発表した。
NTT東日本とNTT西日本は16日、ブロードバンド用のセキュリティルーター「Web Caster X310」において、同社の展開するセキュリティサービス「フレッツ・セーフティ」と「フレッツ・レスキュー」「フレッツ・スクウェア」が機能しなくなる不具合があると発表した。

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Web Caster X310 |
同製品のルーティング処理プログラムの不具合により、電源をオンにしてから約25日間連続使用するとルーティング処理に関する一部のデータが消去するという。この不具合によって、同社の回線を利用しているユーザーにウイルス検出や駆除や不正アクセス対策を実施するサービス「フレッツ・セーフティ」、ユーザーPCにインストールした専用ソフトがウイルス感染やセキュリティ状態を監視して、メールや電話、出張派遣による復旧サポートが受けられるサービス「フレッツ・レスキュー」の各サービスが利用できなくなる。そのほか、フレッツ利用者専用サイト「フレッツ・スクウェア」に接続できないといった不具合も発生するという。
今回不具合の発生する可能性のあるセキュリティルーター「Web Caster X310」は、NTT東日本で4万7,051台、NTT西日本で3,444台出荷されており、同製品を利用するNTTに寄せられた約400件の苦情から露見したものと見られる。
今回の不具合は、8月16日午後3時以降順次、ユーザーの画面上にアップデートアラートを表示し、手動でソフトウェアのアップデートを実施することで解消されるとのこと。
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