- 2006/08/30 掲載
レノボ・ジャパン、デルに引き続きAMD製CPUを採用
【IT基盤】
「ThinkCentre A60 Small Desktop」では、レノボとして初めてAMD製CPUを搭載している。複数のアプリケーションを高速実行、64bit環境にも対応したAMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサー搭載モデル、コストとパフォーマンスのバランスに優れたAMD Sempronプロセッサー搭載モデルがある。
「ThinkCentre A60 Small Desktop」の各モデルには、ヘルプデスクへの問い合わせの必要性を減らし、ユーザーの生産性を高める一連のソフトウェア・ツール、ThinkVantageテクノロジーがプリインストールされている。たとえばRescue and RecoveryはPC障害から救出するためのトータル・ソリューション。PCに深刻なトラブルが発生した時に、ヘルプデスクの助けを借りなくても、ユーザーはPCのボタンを押すだけで、以前のデータや設定を自分で素早く復元させることができる。
また、デスクトップ間におけるユーザー固有のデータと設定の迅速な移行をサポートするSystem Migration Assistantによって、「ThinkCentre A60 Small Desktop」デスクトップ間の移行も簡単に実行・管理できる。
さらに、コンポーネントへ簡単にアクセスし迅速な修理やアップグレードを可能にする入力ドライブ、アダプタ・カード、スチール・シャーシが、さらにシンプルな「ThinkCentre A60 Small Desktop」環境を実現している。
そのほか、6つのUSB2.0ポート、前面オーディオ・ポート、内蔵スピーカーを搭載している。
ダイレクト価格(税込)は、AMD Athlon 64 X2デュアルコア・プロセッサー搭載モデルが9万9,750円から10万8,150円。AMD Sempron プロセッサー搭載モデルが7万1,400円から7万5,600円となっている。いずれも8月30日からの出荷開始を予定。
なお、デルも8月29日の事業戦略説明会でAMD製CPUの採用を新たに発表しており、日本のプロセッサ市場におけるインテルの寡占状態に風穴が空くのか今後の展開に注目する必要がありそうだ。
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