- 2006/10/17 掲載
ソリトン、一枚のICカードでオフィスの入退室管理から交通機関の利用まで可能に
導入済みのMifare、FeliCaを使える
ソリトンのSmartOnシリーズは、接触型、非接触型ICカードやUSBキーを利用し、パソコンやネットワークへのユーザー認証や、アクセス制御を実現するソフトウェア。
企業の入退室システム等で使われている非接触ICカードを、パソコンのユーザー認証など多目的に活用したいという要望が増えている。しかし、一旦特定の目的で配布したICカードに、あらたなシステムを追加するにはコストと時間の両面で問題があった。また、入退室カードをパソコンセキュリティに利用するために、ICカードを作り直したり、専用カードを作成して2枚で運用するケースも見られていた。
このような問題を解決するのが「SmartOn ID」で、すでに配付した非接触ICカードを回収することなく、個別のユーザ認証用トークンとして登録し、入退室システムなどと共存できる。
「SmartOn ID」は、「SmartOn NEO」をベースとして開発されており、強固なセキュリティ機能と、柔軟で拡張性の高い運用システムを踏襲した機能を実装している。PCログオン認証や擬似シングルサインオン機能から、ネットワークを活用したユーザー、ICカード、クライアントPCの運用管理まで、中小企業から1000を超える大企業までが、セキュアでありながら負荷なく柔軟に使える。
「SmartOn ID」は、非接触ICカードとして高い普及率の「Mifare」に対応している。パソコンに接続する「Mifare」カード用リーダライタも、「SmartOn ID」の販売開始と同時に販売開始の予定である。
一方、プリペイド型電子マネーの「Edy」や、交通機関での利用やキャッシュレスを実現するポストペイIC決済サービスでの「PiTaPa」、FeliCa共通利用フォーマットの「FCF」にも対応し、社員証ICカードや大学等の学生証、職員証での多目的な利用での有効性をより高めることができるという。
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