- 2006/10/19 掲載
フジテレビとKDDI、中継現場と放送局をauでつなぐ
中継現場と放送局を双方向にリンクする初の試み
遠隔地にある中継現場から放送局へニュースや番組素材を伝送するには、無線中継設備を使用している。伝送前の設備をセッティングする時、中継現場側のアンテナと放送局側のアンテナを正対させる必要があり、相互のオペレータが電話などで現在位置や受信状況を逐一連絡する必要があった。また、当該設備は、中継現場から放送局への片方向伝送であるため、中継現場で必要な放送局内の情報を得ることは困難な状況だった。
このシステムでは、KDDIが採用している、携帯電話用アプリケーションプラットフォーム「BREWR」上で動くアプリケーションを新たに開発して、auに搭載し、中継現場に持参した携帯電話と放送局間で双方向データ通信を行う事で、相互の情報 (携帯電話の現在位置や、放送局側の受信状況など) を瞬時に伝える事ができる。
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μ-navi (マイクロナビ) システム イメージ図
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