- 2006/10/20 掲載
米アドビ、ビデオ編集ソフト企業のSerious Magicを買収
今回、アドビが買収するSerious Magicは、映像をハードディスクへ直接記録し、パソコン上でモニタリングが可能なDV Rackや、ビジネスユーザーやブロガーが映像を介したコミュニケーションを行うことができるVisual Communicator、およびVlog Itなどのソリューションを有する企業。アドビ システムズは、同社の買収により、アドビはプロフェッショナル、およびパーソナルユーザー双方を対象とするビデオ編集ソフトウェア市場における先進性がさらに高まる。
アドビ システムズ クリエイティブ ソリューション ビジネスユニット担当シニア バイスプレジデント ジョン ロアコノ(John Loiacono)は、次のように述べている。
「Flash Videoは、インターネットテレビからYouTube、MySpaceにいたるまであらゆるところで使われるようになりました。その結果、当社のビデオ分野は急成長を続けています。テレビ、DVD、Web、モバイル端末など、単一のデバイスではなく、さまざまなデバイスに対して配信が可能なメディアであり、ビデオ、テキスト、グラフィック、アニメーションなどの複数の要素を絡めた表現が可能なダイナミックメディアを、TVからWebおよびモバイル機器まで、あらゆるメディアおよび端末向けに配信するユビキタスなコミュニケーション環境を提供するというアドビ システムズ社のビジョンは、今回のSerious Magic社の買収によって、その実現に向けて大きく推進されるでしょう」。
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