- 2006/12/14 掲載
デルとトレンドマイクロ、法人向けサーバのセキュリティ分野で提携
デルとトレンドマイクロは12月14日、法人向けサーバのセキュリティ分野で提携したと発表した。
今回の業務提携に基づき、12月19日より、デルが提供するx64サーバ「PowerEdge」シリーズおよびNAS(ネットワーク接続型ストレージ)「PowerEdge Storage Server」シリーズの全製品のBTOメニューにおける“セキュリティ”項目に、トレンドマイクロの企業向け総合セキュリティ製品「ウイルスバスターコーポレートエディションサーバ版」(Windows 向け)、「ServerProtect for Linux」(Linux 向け)を追加する。
これまで別々に手配・入手していたサーバ製品とセキュリティソフトを、デルのオンラインストアなどにおいて、ワンストップで購入することができることになる。
また、この提携においてトレンドマイクロでは「ServerProtect for Linux」のKHM(カーネルフッキングモジュール)を、デルのLinux サーバソリューションに組み込まれるすべてのレッドハット製Linux カーネルのアップデートに合わせてリリースする。
なお、Linux プラットフォーム上でウイルスのリアルタイム検索を実現するには、セキュリティソフトのカーネル対応が必要。各Linux カーネルに対応したモジュールを用意することで、製品自体をバージョンアップせずとも、モジュールの入れ替えで迅速に対応できるようになる。
デルの対応ハードウェア
サーバ製品 :「PowerEdge 6950」、「同6850」、「同6800」、「同2950」「同2900」、「同1955」、「同1950」、「同1950」、「同1900」、「同860」、「同840」、「PowerEdge SC1435」、「同SC1430」、「同SC440」
NAS 製品 :「PowerEdge 2950/2900/840 Storage Server」(Windows 版のみ)
トレンドマイクロのセキュリティソフト
Windows 向け「ウイルスバスターコーポレートエディションサーバ版」、「ウイルスバスターコーポレートエディションアドバンスサーバ版」対応OS :Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition R2/Enterprise Edition(32 ビット版およびx64 Edition)R2/Windows Storage Server 2003 R2 など
Linux 向け「ServerProtect for Linux」対応OS :Red Hat Enterprise Linux 4(AS、ES)など
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