F5ネットワークスとシー・エス・イー提携で、セキュアな通信とログインを実現

　今回の提携では、F5のSSL-VPN「FirePass」と、CSEが提供するマトリクス認証を使ったワンタイムパスワード「SECUREMATRIX」を連携させ、セキュリティをより強固にしながらオペレーションの容易性を高めるソリューションを提供していくという。

　F5の「FirePass」は、安全なSSL通信と強力なエンドポイントセキュリティ機能を備え、情報漏えいのリスクを大幅に低減する。リソースへのアクセスは予め権限を設定する。ユーザーはFirePassへログオン前にポリシーチェックを受けるため、権限を満たしていない場合はアクセスが拒否される。

　CSEの「SECUREMATRIX」は、次世代型のマトリクス認証を採用したワンタイムパスワード認証機能によて、従来の固定パスワードに比べて安全性が飛躍的に向上している。トークンなどの機器を利用した場合と違って盗難や紛失、故障、消耗などのトラブルや保守作業をする必要がなく、管理、運用に対する費用を大幅に削減する。

　この度の連携で、顧客は特別なソフトを導入することなく、またデバイスや場所を選ぶことなく、セキュアな暗号化通信を実現する。さらに、煩雑なパスワードの管理が必要なく安全性の高いシームレスなログインを実現するという。