- 2006/12/21 掲載
「Vistaでもセキュリティソフト必要」マイクロソフト、Vistaのセキュリティについてラウンドテーブルを実施
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ランドテーブルに参加した各企業の代表者
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本発表会には、ソースネクスト、トレンドマイクロ、日本エフ・セキュア、日本CA、マカフィーの5社と同社のセキュリティ製品「Windows Live OneCare」を担当するオンラインサービス事業本部が「パートナー」として参加。各社のVista対応状況などについて発表した。
マイクロソフトではVistaのセキュリティについて、「クリティカルな危険要素はOSでサポートし、そのほかはサードパーティの力を借りる(マイクロソフト)」と、OSとセキュリティソフトの2段構えが必要というスタンスはXPの時代と変わらないとした。
OneCareが"パートナー"として参加した理由は、セキュリティ製品各社と同列に扱っていくスタンスを示すため。「少なくともWindows本部には同列に扱ってもらっている(サードパーティ関係者)」として、今後もそのスタンスを貫く意向を示した。
なお、Windows VistaはOSとしての標準(搭載されるエディションにより違いあり。Ultimateならすべて網羅)で、次の機能を備えている。
機能名 | 説明 |
Windows Defender | スパイウェアを駆除する |
Windowsセキュリティセンター | セキュリティ設定を一元管理する(XPでも実装) |
フィッシングフィルタ | InternetExplorer7でフィッシングサイトにアクセスするとアラートが出る |
保護者による子供の利用制限 | 子供に不適切なサイトへのアクセスを防止する |
バックアップと復元センター、Windowsシャドーコピー | バックアップと復元を容易にする。誤って削除したファイルを復元できる |
ユーザーアクセス制御(UAC) | 管理者でない人間が新規ソフトウェアのインストールさせない、ハードウェアの接続をさせない、設定を変更させない |
ローカルセキュリティポリシー | コンプライアンス(法令遵守)に対応するため、アカウントポリシーなどの設定を行う |
BitLocker | データを暗号化し、情報の持ち出しや盗難によるデータ漏えいを防ぐ |
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