富士通、3Q決算は黒字転換

　発表によると、売上高は1兆1,976億円で前年同期比6.8％増、営業利益は71億円の黒字（前年同期は54億円の赤字）に、経常利益は42億円の黒字（同8億円の黒字）と大幅増となった。

　増収の背景について、世界経済全体が堅調に拡大している点、国内の設備投資が好調に推移した点を指摘。

　経常利益には連結子会社のニフティ上場に伴う売却益なども含まれているものの、「IT投資に対する意欲は力強さを増している」という。

　ただし、Vista発売に伴うコンシュマーPCの買い控えやサーバ・ストレージ価格の低価格化などマイナス影響などもあったという。