- 2007/02/08 掲載
IBMとオラクル、次世代ソリューションの検証結果を発表
日本オラクルと日本アイ・ビー・エムは8日、日本オラクルが戦略パートナーとともに設立した「Oracle GRID Center」の検証結果を発表した。このセンターは、次世代のビジネスソリューションの検証を目的にしているという。
検証の結果、「Oracle Database 10g」とIBMの「UNIX/LinuxサーバIBM System p」が、Linux環境において大企業の基幹業務のサーバに必要かつ十分な拡張性や柔軟性を提供することが実証された。
今までLinuxサーバの性能は小規模システムでは実証されていたが、大規模システムでは検証が行われていなかった。今回の検証結果により、CPU単体能力はほぼそのままで16CPUまで処理能力を拡張することが実証できたという。これにより、大規模な処理能力を必要とするデータベースサーバにおいても、単一のLinuxサーバで処理が可能であることを実証した。
また、論理区画に対しシステムリソースの動的再配置が可能なIBM System p独自の仮想化機能により、CPU追加指示後、OSおよびOracle Databaseを停止することなく、追加されたCPUリソースを有効かつ柔軟に活用できることを確認した。この機能により、本番業務が稼動しているシステムを止めることなく、必要なときに必要な分の拡張性向上が図れるため、予測不可能な処理能力の増加にも柔軟に対応することが可能になるという。
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