受付機能やモバイル対応を強化したオフィスコミュニケーションソフト

　沖電気は、同社のIPテレフォニー製品「IP　CONVERGENCE　Server　SS9100」や「IPstageファミリ」に連携するアプリケーションソフトウェア商品群「Com＠WILLシリーズ」の顧客応対向けのオフィスコミュニケーション機能などを強化し、「Com＠WILLシリーズ リリース7（以下、Com＠WILL シリーズR7）」として販売開始した。

　「Com＠WILLシリーズ R7」では、Com＠WILLソフトフォンをMicrosoft Dynamics CRM 3.0日本語版と連携。Dynamics CRM画面のツールバーに組み込まれたボタンをクリックすることで通話ができるほか、Dynamics CRM画面の案件情報を社内の通話相手と共有することができる。

　また、Com＠WILLソフトフォンと連携した受付アプリケーションであるCom＠WILLレセプションを商品ラインナップに追加。在席確認により不在代行先の呼び出しや、自席のPCへの来客者映像表示も可能となる。

　無線LAN対応3G端末「hTcZ」でのIP内線通話の利用に対応するほか、無線IP電話機のブラウザでの内線発信などを可能にするCom＠WILLモバイルの適用無線LANデュアル端末機種に「FOMA N902iL」（NTTドコモ）、「au E02SA」（au）の2機種を加えるなど、モバイルへの対応も強化されている。

　標準価格はオープン、出荷開始は3月20日の予定。