最大容量1.6TBのデータストレージテープ、富士フイルムから発売

　富士フイルムは、データストレージテープ「FUJIFILM DLTtapeS4 データカートリッジ」を発表した。価格はオープン、発売は3月末の予定。

　「FUJIFILM DLTtapeS4 データカートリッジ」は、圧縮時最大容量が1.6TBで、ミッドレンジコンピュータ用データストレージテープ「Super DLT規格」の第三世代にあたる。

　磁気記録層に超微粒子・高抗磁力磁性体を採用しており、「ATOMM技術」によって、従来比の2倍以上となる非圧縮時 800GB（第二世代 300GB）、2倍圧縮時 1.6TB（第二世代 600GB）の容量を実現している。また、テープの耐久性と高速走行安定性を向上させており、非圧縮時最大 60MB/秒（第二世代 36MB/秒）、2倍圧縮時最大 120MB/秒（第二世代 72MB/秒）での転送を実現している。