NEC、店舗、工場など場所問わず情報共有可能に 「UNIVERGE」強化

　NECは、今までオフィスに集中していた情報を、店舗や工場、倉庫などさまざまな現場にまで共有化し、コミュニケーションの活性化を図るソリューションを商品化した。「オフィスから現場へ」をコンセプトにITとネットワークを統合するUNIVERGEソリューションを活用したという。同時に、米国ユニシス社とUNIVERGE事業において連携し、グローバルな販売体制を強化する。

　NECの新しいソリューションは、さまざまな職場の勤務者が場所関係なく必要な情報が共有できたり、効果的なコミュニケーションを行いながら業務を進めていくことができる。具体的には、「役員会議ソリューション」「モバイル文書閲覧ソリューション」「どこでも内線ソリューション」「テレワーク導入支援ソリューション」などがある。

　今後はさらにコラボレーションミドルウェア「UNIVERGE OW5000」を活用し、各種業務システムとIPテレフォニーを連携させ、近い将来、流通や製造などさまざまな業種の基幹システムとの連携を可能にするソリューションの提供を目指すという。