NECがインターネットアプライアンスサーバの新製品を発表

　日本電気（以下、NEC）は、インターネットアプライアンスサーバ「Express5800/InterSecシリーズ」から、セキュリティ機能などを強化した新製品9機種を発表し、本日から販売活動を開始した。

　Express5800/InterSecシリーズは、ファイアウォールやメール、プロキシなど特定の用途に特化したサーバであり、導入や運用の簡略化、性能向上、セキュリティの強化を実現するもの。

　新製品のメールサーバ「Express5800/MW300e」「Express5800/MW500e」では、メールサーバを介する全ての電子メールを保存することで、情報漏えいを抑止しメール情報保存を支援する。ウイルスチェックサーバ「Express5800/VC300e」では、スパムメール・スパイウェア・ボットウイルス・フィッシング対策を強化するとともに、コンテンツフィルタ機能により外部からの不正侵入や内部からの情報漏えいを抑止する。プロキシサーバ「Express5800/CS300e」「Express5800/CS500e」では、SSLアクセラレータ機能を追加し、HTTPS通信におけるWebサーバの負荷が軽減されている。

　また、全機種に運用管理者のサーバ操作ログ保存機能が搭載され、企業のコンプライアンス強化のため見える化支援などが強化されている。ベースとなるサーバハードウェアの強化によって処理性能（スループット値）などの向上も図られている。