ECナビと電通、ポイントサービス活用したマーケティング分野で提携を検討

　ECナビ、同社子会社のPeX、および電通の3社はポイントを活用したマーケティングサービス分野における協業の検討に入った。また、電通と電通ドットコムが運用するファンドがPeXの株式を取得することで合意した。

　ECナビは、同社運営のサイト上にて商品購入やアンケート回答に応じてポイントを付与しており、すでに付与総額では18億円以上にものぼるという。本年2月に開始したPeXは、さまざまな会社で貯めたポイントを交換できるサービスを運営しており、ポイントサービス自体の利便性の向上と顧客誘導を中心としたマーケティング支援を行っている。

　 　また、PeXは、電通および電通ドットコムファンドに対し、第三者割当増資を実施する。電通の発行済み株式数のうち約10%を、電通ドットコムファンドは約9％を保有することになるという。