コーセー、化粧品販売で中東へ進出

　コーセーは、シャルーグループ（本拠地：ドバイ）と代理店契約を締結し、2007年秋よりドバイを中心としたアラブ首長国連邦（以下、UAE）で、完成品輸出による化粧品販売を開始すると発表した。

　シャルーグループ（CHALHOUB　GROUP）UAEのドバイに本拠地を置き、アラブ湾岸地域にて高級ブランドの流通・小売を手がける。事業領域はファッション、ビューティ、ギフト等、中東13ヶ国で約200ブランドを扱う。

　コーセーは、1968年の香港を皮切りに、中国・韓国・台湾など東アジアを中心に進出しており、今回初めての中東進出となるUAEが加わることで、事業展開地域は計12ヶ国13地域となる。UAEへは、シャルーグループの販売会社を通じ、カウンセリング販売による高級化粧品事業を展開する方針だ。