9月1日開業「ザ・ペニンシュラ東京」、NECのフルIPネットワーク基盤でより良いサービスを

　日本電気（以下、NEC）は、ザ・ペニンシュラホテルズが9月1日に開業する「ザ・ペニンシュラ東京」に、SIP対応IPテレフォニーサーバ「UNIVERGE SV7000」と無線LANシステムを中核とするフルIPネットワーク基盤を構築したことを発表した。

　館内においてはワイヤレス内線電話として、館外では携帯電話として利用可能なFOMA/無線LANデュアル端末「N902iL」を全客室（314室）に導入し、館内・館外のどこにいても従業員に連絡ができるほか、チェックアウトにあわせて通話料の精算が可能で、従業員にも「N902iL」を携帯させることで顧客の要望に応じた迅速なコミュニケーションを実現する。

　ザ・ペニンシュラホテルズは、香港・マニラ・ニューヨーク・シカゴなど世界7拠点に展開しており、8拠点目の「ザ・ペニンシュラ東京」は日本に初めて進出するもの。NECは海外においてザ・ペニンシュラホテルズにPBXシステムの導入実績を有している。ホテル全館における音声及びデータを統合した無線LANネットワークシステムの構築と全客室へのFOMA/無線LANデュアル端末の導入は、ホテル業界において先進的な事例とされている。