NTTコム、統合的なセキュリティサポートでTCO削減目指す

　NTTコミュニケーションズは27日、セキュリティポリシーの策定から導入、構築、保守、さらにインシデント発生時の対応まで含めた「グローバルUTMマネジメントサービス」を提供すると発表した。対象は同社のArcstarグローバルIP-VPNサービスの顧客。提供エリアは当初、日本、米国、英国、フランス、ドイツなど19カ国だが、順次拡大していく。

　同サービスは、Arcstar IP-VPNに接続する顧客の拠点毎にUTM機器を設置し、グローバルに統一されたセキュリティ対策を実現する。1台のハードウェアで、セキュリティ対策に必要となるさまざまな機能を提供する。

　また、セキュリティ専門技術者が常駐する同社セキュリティオペレーションセンター（SOC）、UTM機器ベンダー、外部セキュリティ専門研究センターが緊密に連携し、世界最高水準のセキュリティ運用サポートを24時間365日体制で提供する。また同社は同サービスの導入より、総合的なセキュリティ対策にかかるTCOを削減するとしている。