アジレント、ネットワークアナライザー6モデルを発表

　同社は、2007年2月、最上位機種として、Agilent PNA-Xシリーズを発表。このモデルは、内蔵第2信号源やシグナルルーティングスイッチなどの新機能を搭載すると同時に、タッチスクリーン方式の大画面、8個のソフトキーの採用によるユーザインタフェースの向上、USBインタフェース採用による接続性の向上など、操作性の改善も行なってきた。

　今回発表した新モデルでは、Agilent PNA-Xシリーズでの使い勝手の向上により測定の効率化などが見られたことから、開発に至ったという。これにより、同社のネットワークアナライザ製品は、普及機から高性能機まで同じ操作環境、自動制御コマンドとなり、顧客が周波数帯や機能拡張を求めて新たなネットワークアナライザを使用する場合でも、容易に移行することが可能となる。