コニカミノルタグループ、国内工場、全15拠点でゼロエミッションレベル2を達成

　コニカミノルタグループは3日、国内にある15の生産拠点で、「ゼロエミッションレベル2」を達成したと発表した。ゼロエミッションとは、工場などの生産拠点で排出物をなくすこと。

　今回、コニカが達成したレベル2は、レベル1の3条件を維持しつつ、リサイクルの有無を問わずに、生産工程から製品以外に排出されるすべてのものについて、売上高原単位で2001年度比30%以上を削減するという厳しいもの。

　コニカミノルタのゼロエミッション活動は、経済性とリスク管理の観点も盛り込んでいる。レベル2は、既にレベル1を達成した拠点が2004年度から順次取り組みを開始し、コニカミノルタテクノプロダクトとコニカミノルタコンポーネンツが今年3月に達成し、国内全生産拠点で完了した。


　海外については、2007年度までに3拠点でレベル1を達成しており、2008年度中に残り4拠点でレベル1を達成する目標を掲げる。レベル2については、2009年度中に海外全生産拠点で達成を目指す。レベル2達成以降は、国内外ともに、さらなる排出物削減に向けて活動を継続していくとしている。