• 2008/05/28 掲載

アサヒビール、生産管理と原価計算システムを刷新

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アサヒビールは、生産管理システムと原価計算システムを刷新した。
 アサヒビールは富士通の協力のもと、生産管理システムと原価計算システムを刷新した。両システムは、同社の業務プロセスを統合・確立するグループ統合生産システム「トータルプロダクションシステム」の中核を担うものとなる。

 アサヒビールのトータルプロダクションシステムは、同社と100%子会社のニッカウヰスキーのものづくりに関する考え方を融合し、需給・生産計画から生産管理・原価計算、品質管理までをトータルで行う。両社あわせて国内16工場の製造部門の情報を一元化している。

 「生産管理システム」と「原価計算システム」はともに、富士通のオブジェクト指向型開発基盤「食品フレームワーク」、原価管理パッケージ「GLOVIA/Process C1」をベースにしている。

 食品フレームワークは、食品メーカーの生産・販売・物流といった基幹システムを構築する際に必要となる業務アプリケーション、およびそれらを支えるシステム基盤で構成している。開発対象となる業務要件を効率的に構築できる。

 「原価計算システム」は、GLOVIA/Process C1をベースにし、酒税表記をはじめとする業界特有の機能を開発し、工程別、製品別、製造列別、原価要素別などの多角的、多面的な原価計算を可能にした。また、実績、予算、予算達成見込みの計算方式を統一したことにより、前年の実績や見込みといった比較データを選択するだけで、簡単かつ柔軟にシミュレーションを行えるようになり、経営への迅速なフィードバックが可能となった。

 さらに、原材料費の高騰による経営へのインパクトを即座にシミュレーションすることができ、最適な経営オペレーションを実現する。GLOVIA/Process C1を用いることで、カスタマイズを最小限に抑えるとともに業務の標準化を実現し、アサヒビール他各社へ展開できる基盤を構築したという。

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