- 2026/10/01 23:44 掲載
JERAとデル、千葉火力に国内最大のAIデータセンター 投資2.3兆円超、発電所から給電
投資総額は用地、電力インフラ、施設建設、AIコンピューティング能力を合わせて150億ドル(約2.3兆円)以上を見込み、2028年ごろの運用開始を目指す。単一拠点としては現時点で日本最大で、中国を除くアジアでも最大規模のAI導入事例になると3社は位置付けている。米資産運用大手のアポロ・グローバル・マネジメントが、レルムの戦略的投資・資金調達パートナーとして参画する予定だ。
構想の柱は、発電設備、電力インフラ、冷却設備、AIコンピューティング基盤を一体で標準化することだ。案件ごとの個別設計では、開発期間の長期化やサプライチェーンの複雑化が課題だった。千葉の案件ではJERAの既存発電設備からオンサイト型で電力を受けるため、電力系統に接続する従来型のデータセンター開発と比べ、数年早く計算能力を提供できるという。
JERA代表取締役会長 Global CEOの可児行夫氏は「日本国内の発電電力量の約3割を担うとともに、首都圏で消費される電力の大部分を供給しています」と強調した。レルムの最高経営責任者 兼 最高収益責任者のブラッド・ルイス氏は、千葉の立地・電力供給基盤とDell AI Factoryを組み合わせることで「従来の開発スケジュールを大幅に短縮」できるとの見通しを示した。
レルムは英ロンドンに本社を構えるソブリンAIクラウド企業。3社は今回の構想が、電力・デジタルインフラの整備を主導する日本政府の方針とも合致するとしている。
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