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- 2026/10/03 12:28 掲載
メタ、AIエージェント「Muse」の対応機器を誰でも自作可能に ESP32向けSDKなど公開
Museは、メタが2026年9月に米国で提供を始めたAIエージェントで、メールの送信や旅行の予約といった作業を利用者に代わってこなす。同社は9月の年次イベント「Connect 2026」で、MuseをAIグラスに広げる方針も示していた。9月28日には、Museなどの技術を企業に提供する新事業も立ち上げている。
発表したのは、メタの超知能研究部門で製品を率いるナット・フリードマン氏。同氏はXへの投稿で、gadgets.muse.aiでAPIトークンを取得し、「お気に入りのコーディングエージェントにGitHubのリポジトリを読ませれば、Muse向けの周辺機器を自分で作れる」と説明した。
公式サイトでは作例として、円形の有機ELタッチ画面を備えたESP32ボードを使い、ボタンを押しながら話しかける端末や、カラー電子ペーパーに朝のブリーフィングや買い物リストを表示する端末を紹介している。Raspberry Pi 5を介して、スマートホーム基盤「Home Assistant」と連携させる構成も示した。テレビのHDMI端子に挿し、Museに大画面へ情報を映させるスティック型の作例は「近日公開」としている。
あわせてメタは、自社製の端末「Muse Home Link」も発表した。USB-C給電の小型機器で、Museを家庭内のネットワークにつなぎ、テレビやスピーカーなどのスマートホーム機器や、HTTPSで操作できる機器と通信できるようにする。フリードマン氏によると、まず5000台を製造し、数週間以内に出荷できる見込みで、Museの有料会員には在庫がなくなるまで無償で提供するという。公式サイトによると、無償提供の対象は米国の有料会員に限り、1人1台まで。10月から先着順で出荷する。Home Linkのコードもオープンソースとして公開する。
では、なぜメタは自社の専用端末がそろうのを待たずに、機器の作り方そのものを開放したのか。背景には、アマゾンやアップル、OpenAIがそれぞれ進める「家庭とAIエージェント」をめぐる動きと、Museの利用規模をめぐる報道がある。
・アマゾン、アップル、OpenAIと比べたメタの「入り口」戦略
・アップルが準備中と報じられた新ハブの中身
・報道で見えてきたMuseの利用規模と「二正面作戦」
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