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- 2026/10/21 14:21 掲載
ネクストDC、メルボルン新拠点の電力供給遅れでFY27見通しを下方修正 新規開発は保留
同社によると、送配電会社ジェメナ(Jemena)がM3に向けた電力網工事の一部を中断したことが主因。地域住民や関係者の反対を受け、ジェメナは安全面の懸念と作業現場への立ち入りの難しさを理由に挙げているという。ジェメナは2027年2月より前の再開を見込んでおらず、M3への次回の送電増強はFY28にずれ込む見通しだ。
見通しは、影響を受けるM3の顧客契約を除いて組み直した。売上高から直接費を引いた純収益は4億7,500万~5億豪ドル(約525億~553億円)と、従来の6億1,500万~6億4,000万豪ドルから引き下げた。特殊要因を除くEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は2億4,500万~2億6,500万豪ドル(約271億~293億円)で、従来の3億8,500万~4億1,000万豪ドルから下げた。8月27日の従来見通しには、これらの契約から純収益とEBITDAのそれぞれ約1億4,000万豪ドルが含まれていた。
設備投資の見通しは45億~50億豪ドル(約4,976億~5,529億円)と、従来の52億5,000万~57億5,000万豪ドルから7億5,000万豪ドル減らした。契約済みの顧客向け設備に資金を振り向けるためで、新規の開発プロジェクトと用地取得は当面見合わせるとしている。
クレイグ・スクロギー最高経営責任者(CEO)は「M3の収益が先送りとなるなか、顧客との契約に裏付けられていないプロジェクトは止め、その資金を顧客がすでに契約した容量に振り向けた」と説明した。M3の容量は契約下にあり、データホールの建設は続いているという。9月30日時点の流動性は86億7,500万豪ドル(約9,592億円)で、財務制限条項は順守しているとしている。
では、電力網の工事が止まっただけで、なぜ見通しはここまで動くのか。減額分とほぼ重なる数字と、今後を左右する日程が、開示の中に並んでいる。
・稼働中の売上まで見通しから外した、本当の理由
・遅延で顧客に生じうる補償と、解約の権利
・11月に相次ぐ、設備投資の見直しと州選挙の日程
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