- 2009/12/17 掲載
東大とEMCジャパン、クラウド実現に向けて利用者視点の共同研究を開始
今回発表したEMCジャパンとの共同研究では、その前提となるクラウドのアクセス状況を経路情報に基づいて分析するというもの。来年の1月から12月まで1年かけて行う。具体的には、一般から1,000名のモニターを募集し、米EMCジャパン傘下Decho社の個人向けクラウド型バックアップサービス「MozyPRO」を使ってデータバックアップを行ってもらう。同研究室は、インターネット上のデータの移動経路等の情報を収集し分析する。
クラウドの実現には、利用者の観点から、データセンターの信頼性だけでなく、ネットワークまでも含めた信頼性の確保が必要になり、そのための現状調査と課題の分析が求められている。同研究は、こうしたニーズへ対応する。
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