- 2026/03/17 掲載
コメ、適正価格に=神農JA全中新会長「高根の花は困る」
全国農業協同組合中央会(JA全中)の神農佳人会長(68)がインタビューに応じ、コメの価格について「『高根の花』みたいな食品では困る」と、適正な水準に引き下げる必要性を指摘した。消費者のコメ離れに懸念を示し、「適正価格でおいしいコメを食べてもらうことが農家やJAの思いだ」と述べた。
2025年産米の店頭価格が高止まりしたのは、各地のJAが生産者に前払いする概算金を前年から大きく引き上げたことが一因だった。神農氏はその背景として、ほかの仕入れ業者がJAより先に高値を提示したと説明。26年産以降については「需給のバランスを取りながら、適正価格が実現できればいい」と語った。
昨年大量放出された政府備蓄米に関しては、「速やかに買い戻してもらいたい」と訴えた。政府が検討している民間備蓄に賛成する一方、保管料などの条件を見極める考えを示した。
高市政権が需要拡大に向けて重視するコメの輸出については、「国内には行き渡っており、調整弁として考えるのは当然だ」と強調。JAグループとしても、「生産者のためになるなら、本腰を入れていかなければならない」と前向きな姿勢を示した。
神農氏はJA長野中央会の会長で、今月6日にJA全中の新会長に就任した。
【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える全国農業協同組合中央会の神農佳人会長=東京都千代田区 〔写真説明〕インタビューに答える全国農業協同組合中央会の神農佳人会長=東京都千代田区
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