第一交通タクシー、FOMAネットワークによる自動配車システム導入で運用コスト約10％低減

　第一交通産業、モバイルクリエイト、日本通信の3社は、自動配車システム「GPS・AVMシステム 新視令Vfor パケット」を、第一交通タクシーが導入したことを発表した。

　タクシーの自動配車システムの開発・販売を手掛けるモバイルクリエイトが、タクシー無線のかわりにFOMAネットワークを利用したVoIPによる音声通話が利用可能な自動配車システム「GPS・AVMシステム 新視令Vfor パケット」を開発。2009年11月から第一交通産業グループ和歌山地区の和歌山第一交通ほか3社に試験導入しており、今回本運用を開始した。和歌山地区では、本システム導入によって導入コストを約25％、運用コストを約10％低減したと発表している。