• 2010/12/14 掲載

NECと広島大学、大規模なシンクライアントシステムを構築

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NECは14日、広島大学で1,000台を超える大規模なシンクライアントシステムを稼動させたと発表した。
 広島大学が構築したのは、ネットブート型(OS、アプリケーションをサーバからダウンロードする)のシンクライアントシステム。学生や教員は、必要なソフトウェアをシンクライアント端末にダウンロードして利用する。

 同システムの主な特徴は、まず従来のシステムに比べ、CO2の排出量を約67%削減できる環境配慮型のシステムである点が挙げられる。同システムの構成や、サーバが、NECの省電力サーバ「Express5800/i120Ra-e1」を30台、シンクライアント端末は小型ワークステーション「Express5800/51Ma」1,144台からなる。木の葉が触れ合う音なみの22dB以下の静音性を実現している。また、手のひらに収まる省スペース性を両立させる設計により、教室や自習室の限られたスペースを有効に活用できる。

 セキュアかつ利便性の高い教育研究環境を実現している点も特徴として挙げられる。広島大学には、東広島、霞、東千田にキャンパスがあり、シンクライアント端末を各キャンパスの教室や図書館等に設置。同端末で、プログラミング、オフィス、数値計算、画像処理といった約50種のアプリケーションを活用できる。また、ICカードを利用した認証システムとの連携、WindowsやLinuxにも対応し、多くの学部での授業や自習で使いやすいシステムを実現している。
 OSやアプリケーションをサーバで一元管理するため、カリキュラム変更への柔軟な対応、システム管理者の運用負荷も軽減できる。

photo
広島大学のシンクライアントシステムの概要

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