- 会員限定
- 2013/04/17 掲載
Windows XPのサポート終了は「2014年問題」となるのか
XPを使い続けることの潜在的リスク
Windows XPのサポート期間が2014年4月9日に終了する。通常マイクロソフトは製品サポートを次のバージョンのリリース後2年とプラス5年の延長期間を定めているが、あまりにも市場に浸透した製品だったため、サポート終了が与える影響が大きすぎると判断、さらに5年の期間延長を行った。発売日からカウントすれば実に12年間にわたってサポートしてきたわけだが、その期限が来年というわけだ。XPのような古いOSがセキュリティ上の問題になることは、いまさら説明するまでもないとは思う。この欄で何度も触れていることだが、たとえばマルウェアに感染した添付ファイルを開いてしまっても、OSのアップデートが適切にされていれば、感染を防げる可能性は高い。
セキュリティベンダー各社が発表するレポートでもゼロデイ攻撃は全体の1割前後と決して高くない。もし来年以降もXPを使い続け、マルウェアに感染した、情報が流出した、サイトが改ざんされた、踏み台にされていた、遠隔操作された、といったインシデントを発生させてしまった場合、たとえ被害者であっても対策や認識の甘さを指摘されても文句はいえないだろう。状況によっては、必要な措置を怠ったとして過失責任を問われる可能性もある。
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR