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- 2018/10/19 掲載
なぜ音声サービスの「Twilio」はメール配信サービス「SendGrid」を買収したのか
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。

TwilioとSendGridは、音声サービスとメール配信サービスのそれぞれの分野でカテゴリリーダーとみなされる存在です。
TwilioはもともとAPIを通じて電話をかけたりSMSを発信できるサービスとして登場し、現在ではAPIを通じて音声経由でのユーザーインターフェイス構築を支援するサービスプロバイダとして、コールセンターやカスタマサービス向けのアプリケーションなどの構築に利用されています。
昨年5月にはサーバレスコンピューティングに対応したアプリケーション実行環境「Twilio Functions」の提供を発表し、プラットフォームベンダとしての意欲も見せ始めていました。
同社がメール配信プロバイダ大手であるSendGridを買収することで、音声やSMSに加えてメールでのソリューションを一括して顧客に提供できるようになります。これにより、いわゆるオムニチャネルのためのサービスプロバイダとして存在感を高めることができると考えられます。
TwilioがSendGridの買収を発表したブログ記事「Twilio to Acquire Leading Email API Platform, SendGrid」でも、次のように買収の目的を説明しています。
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