- 2022/12/01 掲載
米GDP、第3四半期改定値は2.9%増 速報値から上方改定
ロイターがまとめたエコノミスト予想は2.7%増だった。
ただ、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制のために政策金利の引き上げを進めてきたため、来年には景気後退に陥るリスクが高まっている。
第2・四半期のGDPは0.6%減っていた。
所得面から経済活動を把握するのに用いる国内総所得(GDI)は第3・四半期に0.3%増と、第2・四半期の0.8%減からプラスに転じた。
経済活動を判断する上でより良い指標とされるGDPとGDIの平均は1.6%増。第2・四半期は0.7%減っていた。
FRBは1980年代以来の速いペースで利上げを進めており、来年前半にも景気後退に陥るリスクがある。しかし、エコノミストたちは労働市場がかつて見られなかったほど力強いため景気後退は緩やかになり、短期間で終わるとの見方を示している。
住宅市場が落ち込んでいるのを背景に第3・四半期の住宅投資は6四半期連続で減り、減少した期間としては2006年の住宅市場の崩壊以来の長さとなった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR