- 2022/12/01 掲載
連合、賃上げ「5%程度」要求=物価高反映を―23年春闘方針
連合は1日、千葉県浦安市で中央委員会を開き、2023年春闘の闘争方針を正式決定した。定期昇給分を含めた賃上げの要求水準について、16年春闘以降続いた「4%程度」から「5%程度」に引き上げた。足元では急速な円安などによる物価高が生活を圧迫しており、物価上昇分を反映させるのが狙いだ。
2%の定期昇給を前提に、基本給を底上げするベースアップ(ベア)は昨年までの要求に1%分を上乗せして「3%程度」とする。ベア要求は10年連続。ただ、総務省が発表した10月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)が前年同月比3.6%増とベア分を上回る伸びとなるなど、要求通りに賃上げが実現しても物価上昇に追い付かない可能性もある。
【時事通信社】 〔写真説明〕連合の看板
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