- 2022/12/07 掲載
〔新規公開〕スカイマーク、14日東証グロース上場=羽田など国内12空港に就航
羽田空港や神戸空港を中心に国内12空港に就航する航空会社スカイマーク(東京都大田区、洞駿社長)が14日、東証グロース市場に上場する。同社は2015年の経営破綻に伴い上場廃止となっており、株式上場は約8年ぶり。新株発行による調達額は138億円を見込み、新機材導入や借入金返済に充てる。
1996年に旅行大手エイチ・アイ・エス子会社「スカイマークエアラインズ」として設立され、98年に羽田―福岡間で運航を始めた。路線拡大を進め、13年には旧東証1部に上場。過剰投資による資金繰り悪化で15年に経営破綻した後、投資ファンドのインテグラルやANAホールディングスなどの支援を受けて再建を進めてきた。
新型コロナウイルス感染拡大で20年3月期以降は3年連続で赤字となったが、感染防止対策の国内行動制限緩和に伴い、23年3月期は黒字化を見込む。19年に同社初の国際定期便として就航した成田―サイパン線は、コロナ禍で現在も運航を休止している。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR