- 2022/12/07 掲載
ロシア事業「縮小」半数=日系企業、業績も悪化―ジェトロ調査
日本貿易振興機構(ジェトロ)は7日、ロシアに進出する日系企業へのアンケート調査結果を発表した。今後1~2年でロシア事業を縮小すると回答した企業は48.3%に上り、前年調査の3.6%を大きく上回った。「拡大」は1.7%にとどまった。
また、2022年の営業利益見通しが前年より悪化すると答えた企業は7割、「赤字」も5割となった。ウクライナ危機の影響で売り上げが減少し、「ロシア離れ」が加速している。
今後の事業展開については、「第三国(地域)へ移転・撤退」との回答も8.3%あった。企業からは「経済制裁解除のめどが立たない」「レピュテーション(風評)リスクがある」などのコメントが寄せられた。
調査は9月14~30日に実施し、62社から回答を得た。
【時事通信社】 〔写真説明〕日本貿易振興機構=東京都港区
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