- 2022/12/07 掲載
金属労協、ベア要求倍増決定=賃上げ獲得「全組合で」―金子議長
自動車、電機など五つの産業別労働組合で構成する金属労協は7日、協議委員会を開き、2023年春闘の要求方針を正式決定した。物価高を踏まえ、基本給を底上げするベースアップ(ベア)の要求基準を前年の2倍となる「月6000円以上」に引き上げた。金属労協の金子晃浩議長はあいさつで「今春闘では、すべての組合で賃上げを獲得することが重要になる」と強調した。
ベア要求は10年連続。月6000円以上は15年春闘以来8年ぶりの高水準。傘下の産別労組は、金属労協の方針を基本に業界の状況を踏まえた要求基準を年明けに順次決定。物価高に負けない賃上げの獲得に向け、要求の引き上げが進みそうだ。
【時事通信社】 〔写真説明〕金属労協の金子晃浩議長
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