- 2023/01/30 掲載
関電、不正閲覧4万件に拡大=社員ら1013人関与―昨年4~12月
関西電力は30日、子会社が管理する新電力の顧客情報を社員らが不正に閲覧していた問題で、昨年4月から12月19日までの間、家庭向け契約の顧客情報4万806件が不正に閲覧されていたと発表した。関与した社員らは1013人。これまでの調査では、昨年9月から3カ月間で1万4805件、726人だったが、いずれも大幅に拡大した。
関電と子会社の関西電力送配電(大阪市)は30日、経済産業省の電力・ガス取引監視等委員会と政府の個人情報保護委員会に追加の調査結果を報告した。法人向け契約についても顧客情報が閲覧できる状態になっていたことが分かっており、両社は保存されている記録を解析して全容解明を急ぐ。
【時事通信社】 〔写真説明〕関西電力本店=大阪市北区
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR