- 2023/02/07 掲載
経営破綻のジェネシス、再建計画で親会社や債権者と基本合意
ショーン・オニール弁護士は米破産裁判所が開いた審問で、ジェネシスの身売りあるいは債権者への株式譲渡のどちらかの結果を伴う再建合意を最終決定しつつあると説明した。
ジェミニがジェネシスと協力して提供した「アーン」と呼ばれるサービスは34万人の利用者から9億ドルの預金を集めたが、ジェネシスは昨年11月に出金を停止。これについてジェミニの共同創業者であるウィンクルボス兄弟とDCGの間で意見の対立が生じていた。
新たな合意の下、ジェミニは資産が凍結された「アーン」利用者への補償金に最大1億ドルを拠出する。
ジェネシスは先月、米連邦破産法11条の適用を申請した。
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