- 2023/02/21 掲載
午後3時のドルは小幅高134円前半、米金利支えに底堅さ維持も小動き
きょうの東京時間のドルは134.30円付近で取引を始め、仲値にかけては実需を中心としたフローとみられる売りに押され一時134.15円付近まで軟化した。その後はショートカバーが入ったものの、手掛かり材料待ちとなり134円前半で小動きとなった。
米金利は2年債利回りが4.66%台と昨年11月以来、長期金利も3.85%台と12月末以来の高水準での推移が続いている。
あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は「足元のドルは50日移動平均線を超えるなど、短期的な反発地合いに入っている」と指摘。ただ、市場が織り込む利上げと利下げを踏まえると、「米2年債利回りもピークに近い上、米長期金利の上昇余地も乏しいとみられ、ドルは135円を超えてさらに上昇するのは難しいのではないか」とみている。
豪ドル/円は92.63/67円付近。豪中銀議事要旨を受けて強含む場面があったものの、市場はすでにタカ派的な織り込みを進めていたことから上昇の勢いは続かなかった。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)が公表した7日開催の理事会議事要旨は、予想よりもインフレが続くが可能性があることから政策金利を据え置く選択肢は排除しさらなる利上げが必要になると示唆した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 134.30/32 1.0672/76 143.35/39
午前9時現在 134.33/35 1.0680/84 143.49/53
東京午後5時 134.04/06 1.0699/01 143.41/45
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