- 2023/03/22 掲載
バンガード、上海オフィス閉鎖 アントとの合弁から撤退へ=関係筋
6年前に進出した中国市場から完全撤退することになる。同社は中国で野心的な事業拡大を計画していたが、約2年前に方針を転換し、資産運用部門の設立を見送っていた。
アントはバンガードとの合弁事業について「通常通り業務を続けている」と表明。バンガードのコメントは取れていない。
バンガードは同合弁事業に49%出資している。
関係筋によると、アントは撤退計画について知らされており、バンガードの持ち分を取得することを検討している。
中国では近年、米国のブラックロックやフィデリティが事業を拡大している。
関係筋によると、バンガードは上海のオフィスも閉鎖し、現地のスタッフを解雇する。上海市政府に計画を通知したという。
PR
PR
PR