- 2023/04/03 掲載
米EV税控除の新指針、各社影響検証 GMは一部適用継続見込む
米財務省は31日、EVに搭載する電池の部品や原料の重要鉱物の調達などに関し新たな指針を発表した。4月18日までに控除対象となる車種のリストの改訂版と控除額を公表する予定で、同日からの新規購入車に適用される。政府高官は、一部車種が控除対象から外れたり、控除額が減額される公算を示している。
GMは、韓国のLGエナジー・ソリューションと提携しオハイオ州で車載電池「アルティウム」を製造している。
GMは31日、「キャデラック リリック」や「シボレー・エクイノックス」から今年出すEVなど、アルティウムを使用する車種は引き続き7500ドルの控除対象になると想定していると表明した。
クライスラーの親会社ステランティスは、指針の潜在的な影響を検証しているとした上で、プラグインタイプの「クライスラー・パシフィカ」、「ジープ・グランドチェロキー4xe」、「ジープ・ラングラー4xe」は4月17日までは7500ドルの税控除を受けられると説明した。
フォード・モーターは、指針の影響について、近日中に詳細な情報を示す方針を示した。
テスラはすでに後輪駆動のモデル3の控除額が減額されると表明している。
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