- 2023/04/07 掲載
午後3時のドルは131円後半で様子見、米雇用統計後の急変警戒
きょうのドルの値幅は、早朝安値の131円半ばから仲値公示後の131円後半と、上下わずか37銭にとどまった。イースターで多くの国が来週初にかけて連休となることもあり、他の主要通貨も総じて横ばいで、目立った動意はなかった。
米国市場はきょう、グッドフライデーのため休場となるが、労働省は雇用統計を予定通り発表する。市場の事前予想は非農業部門雇用者数が23万9000人増、失業率は3.6%。
英国や欧州各国も休場のため、海外時間は取引量が大きく減少する公算が大きい。発表内容次第で、円を含めて値が大きく振れる可能性がある点を警戒する声が多数上がっていた。
SBIリクイディティ・マーケットの金融市場調査部長、上田真理人氏は「低調な労働関連指標が相次いだこともあり、雇用統計の下振れに対する警戒感が強い」とした上で、「足元のドルのコアレンジは130─133円とみているが、雇用統計が予想を大きく下回るような結果となれば、下方向に向く可能性がある」との見方を示した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 131.77/79 1.0915/19 143.82/86
午前9時現在 131.66/68 1.0918/22 143.75/79
NY午後5時 131.70/72 1.0916/20 143.88/92
PR
PR
PR