- 2023/04/10 掲載
エアバス、第1四半期の納入実績は127機に減少=関係筋
ウクライナ戦争を受けた対ロシア制裁の影響で前年同期に納入できなくなった2機を調整した後の140機と比べると、9%減だった。
内訳は、「A350」など広胴(ワイドボディー)機が11機、小型機「A220」が10機、売れ筋の「A320ネオ」シリーズは106機だった。
エアバスは1月の納入数が3分の1ほど減少した。第1・四半期の130機台後半の納入目標は、長引く業界とサプライチェーン(供給網)の混乱が打撃となり達成できなかった。A350が前年同期調整前の16機から5機に減ったのが特に響いた。
ギヨム・フォーリー最高経営責任者(CEO)は6日、中国で新たな生産ラインの設置を発表、中期生産目標と主要市場へのアクセスを強化する方針を示した。
エアバスは11日に予定されている発表前のコメントは拒否した。
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