- 2023/04/11 掲載
NY円、133円台後半=一時3週間ぶり円安
【ニューヨーク時事】週明け10日のニューヨーク外国為替市場では、日銀の植田和男総裁の就任会見を受けて日米の金利差拡大観測から円売り・ドル買いが加速し、円相場は1ドル=133円台後半に下落した。一時は133円87銭と3月中旬以来、約3週間ぶりの円安水準となった。午後5時現在は133円55~65銭と、前週末同時刻比1円46銭の大幅な円安・ドル高。
日銀の植田総裁は10日の就任会見で、黒田東彦前総裁が進めてきた大規模な金融緩和政策の継続方針を表明。一方、前週末7日に発表された3月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が改めて台頭、円売り・ドル買いを促した。
【時事通信社】
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