- 2023/04/11 掲載
テスラの中国依存に懸念表明、米下院特別委のギャラガー委員長
テスラは9日にツイッターで、大型蓄電システム「メガパック」の工場を上海に建設し、当初は年間1万台、蓄電能力約40ギガワット時相当を生産すると発表した。
ギャラガー氏はロイターの取材に「(テスラの計画を)懸念している」と表明。「テスラは一方で税制上の優遇措置を通じて米政府に大きく依存し、一方では中国市場へのアクセスに依存している」とした。
「今回の合意は強い懸念を引き起こすものだ。(テスラの最高経営責任者である)イーロン・マスク氏がこの2つをどのように両立させているのか知りたい」と述べた。
テスラなどの企業の対中関係について、委員会の調査が難航した場合には企業幹部の証言を求めることもあり得ると示唆した。
マスク氏は9日にツイッターで「テスラはテキサス州、カリフォルニア州、ネバダ州で急速に生産を増やしている」と反論した。
テスラは昨年の中国の売上高が181億5000万ドルで、売り上げ全体の5分の1強に達した。
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