• 2023/04/11 掲載

ブラックロック幹部、5月のFRB追加利上げに懐疑的

ロイター

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[ニューヨーク 10日 ロイター] - 資産運用世界最大手ブラックロックのグローバル債券担当最高投資責任者、リック・リーダー氏は10日、市場に動揺を与えた銀行不安の余波や、一連の雇用関連指標が示す景気の減速感を踏まえると、米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げはもはや必要ではないかもしれないとの見方を示した。

リーダー氏はm7日発表の雇用統計では雇用者数が引き続き堅調な伸びを示したが、賃金及び雇用の増加ペースが鈍化し、3カ月・6カ月・12カ月の移動平均を下回ったことも示されたと指摘。

一連の雇用関連指標のほか、先月の中堅銀2行の経営破綻を受けて金融環境が引き締まる見通しに基づくと、景気減速が視野に入るとした。

「7日の雇用統計は警鐘を鳴らす内容では全くなかったが、投資家は経済状況が明らかに減速する見通しをより明確に描けるようになった」とリポートで説明した。

さらにロイターに電子メールで「この結果、恐らくFRBは5月会合でもう一度利上げしてから打ち止めとなる見通しだが、利上げを既に終えている可能性もある」と指摘した。

リーダー氏によると、先月見られた景気の減速に伴い、高インフレは今後、和らぐとみられる。「FRBの姿勢がこれまでより緩和的になると市場が期待できることが望ましい」とした。

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