- 2023/04/11 掲載
IMF新基金に44カ国が関心、規模増強必要=専務理事
RSTは気候変動などの長期的課題に対処する低・中所得国を支援する400億ドル規模の基金。ルワンダ、バルバドス、コスタリカ、バングラデシュ、ジャマイカがすでに借り入れで合意している。
ゲオルギエバ氏はIMF・世界銀行の春季会合で、RSTには「健全な順番待ち」が見られ、規模の増強が必要だと指摘。現在の400億ドルは「控えめな規模」との見方を示した。
さらに「400億ドルはそれ自体では解決策にはならないが、新興国・途上国への大幅な投資拡大、特に民間投資の大幅な拡大を阻む要因の除去につながれば、問題解決に寄与する」と述べた。
春季会合では、排出削減目標の達成に向け、気候関連融資と民間投資を大幅に増やす手段を議論する予定。
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