• 2025/07/21 掲載

ステランティス、上期23億ユーロの赤字に 関税やリストラ費圧迫

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Giulio Piovaccari Valentina Za

[ミラノ 21日 ロイター] - 欧州の自動車メーカー、ステランティスは21日、リストラ費用や米国の関税の初期の影響で23億ユーロ(27億ドル)の赤字になるとの見通しを示した。

前年同期は56億ユーロの純利益だった。

フィアット、プジョー、クライスラー、ジープなどを展開する同社は、トランプ関税の影響について、出荷の減少や減産で現段階で3億ユーロの損失が出たと推定した。

第2四半期の出荷台数は前年比6%減の140万台と予想。北米の出荷台数(ディーラー向け、小売、フリート顧客への納車)は25%減少した。

昨年、米国で販売した120万台の40%以上が輸入で、大半がメキシコとカナダからだった。今年4月、同社は関税に対応して輸入車を減らし、「収益性への影響を減らすために生産と雇用」を調整すると発表していた。

21日発表した上半期暫定決算によると、最近中止を決定した水素推進開発計画を含む計画中止費用と、ハイブリッド車需要に向けた製造プラットフォームの変更により、税引き前で33億ユーロの純費用を計上した。

売上高は743億ユーロ。前年同期の850億ユーロを下回ったものの、昨年後半の718億ユーロから改善した。

JPモルガンは「上半期は、収益性改善策の初期段階が反映された。年後半には新製品がより大きな利益をもたらすと予想される」と述べた。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます